誤算からの猫のストレス…その2。工事の後

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ストレスが大きかった…

前回記事の続きです
もし良かったら前の記事から読んで頂けると話がつながります

⇒ 誤算からの過剰ストレス…ネット回線の切り替え工事でロミちゃんが…
(↑↑ 青い文字クリックで過去記事に行きます)

想定外の内容があった回線工事もなんとか終わり

丸まったマットの中から無事ロミちゃんも見つかり
めでたしめでたし♪
とはならず…

抱き上げてリビングに連れてきたロミちゃん
めちゃめちゃ怯えていたので
ママ殿におやつをあげてもらいました
(引き寄せるのに手に持って音を出してたので)

いつもなら、ソッコーで食いつく
食欲だけはパないロミちゃん

ところが、おやつには目もくれず
ダッシュして押入れの中に…
まるでウチに来た初日の時と同じ光景

さらに押入れの中では…
ぶら下げてあったママ殿のスーツの上着の中に頭をかぶせて
全ての光をシャットアウト…

完全に怖がってる( ノД`)シクシク…

それでも、時間が経てば回復するかと思い
少しそっとしておいたのですが
1時間たっても2時間たっても出てこない(T_T)

しかたなく一度買い物に行き
時間をかけてみたのですが…

工事から6時間たって、ロミちゃんはまだ押入れの中
(´;ω;`)ウッ…

正直ボクの頭の中は
ロミちゃんの心配でいっぱい

押入れの前で
もう工事終わったよ〜
変な人居ないよ〜(工事のお兄さんゴメンナサイ)

と、何度も何度も声を掛け
やっとロミちゃんは恐る恐る出てきました

 

やっと出てきたロミちゃんの行動

…アマテラスの岩戸の話が頭に浮かぶほど
頑固に出てこなかったロミちゃん

出てきてすぐに
足早に部屋の中を確認して回り始めます

コレがホントの猫パトロール
安全を確認して回ってるのかな~
なんて思って見ていると…

リビングのPCがある方に行き
ベランダ側を通り抜け、次は洗面所の方に行き
戻って来て玄関の方に歩いていき

そしてまたPCがある方に行き
ベランダ側を回って…洗面所…玄関…
そしてまたまたPCがある方…

ロミちゃん??(;´・ω・)
もう居ないよ、大丈夫だよ…

声を掛けますが見向きもせず…
ずっと同じルートをグルグルと回ってしまってます

声を掛けても立ち止まらず
頭を撫でてもすり抜けていき
出しっぱなしだったおやつにも目をくれず…

いつもならボクが帰って来ると
すぐにお出迎えにくるロミちゃん

料理を作っていれば
下から見上げてニャーニャーと
うるさくしつこく遊べと催促するロミちゃん

そんな当たり前の日常が
ひびが入って固まってしまったかのような感覚に
ボクの焦りは増すばかり

ここに至って甘かったと本気で思いました

ロミちゃんが家に来てから
先代のクーちゃんの事もあり
猫に関しての知識はどんどん吸収してきました

ごはんの事や病気の事
猫のストレスに関してもいろいろ調べたはず

そして今までロミちゃんが健康でいられるよう
ロミちゃんが幸せでいられるよう
みんなが楽しく過ごせるよう

そう想って、過ごしてきたはず…

なのに、ちょっとした誤算で今の状況

猫は些細な事でもストレスになってしまう事がある
猫は自分のテリトリーに他人が入るのを嫌う
猫は工事音に大きいストレスを感じる子が多い…

全部わかってて
最良の選択が出来てなかった自分

グルグルと家の中を回るロミちゃんを見ながら
焦りと後悔とでボクの頭の中もグルグルするばかり

なんでソファの下に居るから平気だと思ってしまったんだろう…
全部屋工事と聞いて工事のお兄さんの来ない洗面所とかに避難させなかったんだろう…

そして、もしもの時の為に
最悪な状況を回避する為に
勉強して調べて本を読んで調べてきたのに

グルグル回ってるロミちゃんに
なんで今を打開するための対処が出来ないんだろう…

落ち込みました


↑↑ ベランダ側を回って戻ってくるロミちゃん


↑↑ 玄関を確認しに行くロミちゃん

 

落ち込んでもはじまらない

そう落ち込んでても状況は変わらない
心なしかずっと動き回ってるロミちゃんの動きが鈍い
いつもなら寝転がってるのに…休憩もしない

ボクが落ち込んでる間にも
洗濯機の後ろに入ろうとしたり
冷蔵庫の上に乗ってなるべく見えないとこに身を隠そうとしたり

行動もちょっと切羽つまってる…

確実に体は疲れてる…
いや、心身ともに疲れ切ってる…

このままではストレスから
本当に取り返しのつかない事になってしまうかもしれない

まずは、休ませないと!

歩き回るロミちゃんをそぉ~っと抱き上げ
押入れにつれていきました

猫が一人になれる場所
ウチの中ではダントツでロミちゃんの隠れ家でもある押入れ

暗くて静かな押入れなら
少し休む気になるかも…
そお~っとしておいて、自分から出てくるならそれでいいだろうし…

次っ!

工事の人が家中を歩いたので
ニオイが気に入らないはず…
こればかりは自分らが座って上書きするしかない

後は…音。

工事の音で完全にビビッてしまった
そして今は音に過剰になってる様子がみえる

なので暑い中窓を閉め切りました
外の音があまり入って来ないように

後は…ご飯
おやつのカリカリのものは全く食べなかったから
とにかく食べそうな物を…

ウエットフードをメインにして
一応カリカリも新しいものに変える

と、そんな事をやってると
少し休憩したロミちゃんが出てきました
とりあえずウエットフードを食べてくれるもののカリカリは食べない

水も…飲んでないかも?

心配になったので
小松菜を洗って二切れママ殿に渡すと
おずおずと近寄って急いで食べてました

まだ警戒してる…

その後次女様の部屋に向かい
長女様の机の下に隠れたので
一晩様子を見る事に

夜中になって心配で寝付けない中
ロミちゃんがボクらの寝室に来たのが
うっすら見えました

そしてそのまま押入れに入って行くロミちゃん

ちょっと安心ε-(´∀`*)ホッ
でも、まだ大丈夫じゃない

でも、少し寝れそう

 

2日目。

次の日、たまたま早番で朝5時起きのボク
そしたらロミちゃんは起きて来てくれました
これで少しいつも通り

とりあえずご飯をあげようと
お皿を見ると…
昨日入れたカリカリは全く口をつけて無かったまま

とりあえずウエットを入れ
カリカリも新しいものに
ウエットだけ食べてくれました

…う~んまだ本調子じゃない

とりあえず目を覚ましたママ殿に託し家を出る

ママ殿も仕事があるので
最終的にはこの日休みだった次女様が一緒に居てくれる事になり少し安心

 

夕方仕事が終わって…

急いで帰りました
それはもう、わき目も振らず…

途中ロミちゃんの新しいカリカリを買って
急ぎ足で汗だくで家に着くと…

次女様の部屋からロミちゃんが飛び出してきました^^

とりあえずロミちゃんが歩いていくままに
キッチンに行き頭を撫で

洗面所でやっとお腹を見せてゴロンとしてくれたので
ずっと頭を撫でてました

10分…20分…30分
時間が過ぎる中
汗が引かずダラダラと顔を濡らしながら

そしてキッチンに行くと一緒についてきて


ロミ 「なんだし…」

やっといつもの表情に近づいて
そしてやっと

ロミ 「にゃー…」

見上げて鳴き声をあげてくれました

そしておもむろに歩いていき
食べて無かったカリカリを食べだすロミちゃん

長かった…ここまで

本当に良かった♪
正直半泣きになりました

その後は
いつも料理を作ってるボクの足元で
寝転がってくつろいで

いつもは邪魔で、踏みそうで困るその姿も
嬉しくて嬉しくて
何度もロミちゃんを見て料理を作ってました

 

 

と、いう出来事から1日が経ちました

まだちょっと、ぎこちないトコもありますが
ずいぶん日常に近づいて来たロミちゃん

ご飯もちゃんと食べ
とりあえずは安心できるレベルに

本当にちょっとした誤算から
取り合えしの付かない事になるとこでした

そして…
もっとロミちゃん目線で状況を考えるべきでした
本当に反省です

家に変化が生じる時
ロミちゃんの目線で見た時
本当に大丈夫か?そう考える事が必要なんだろうと思います

大袈裟な…
そう思うかもしれません

でも、ボクもまさかここまでとは思ってなかった出来事です

猫は何でストレスを感じるか分からない…
全部をカバーするのは難しいのかもしれないですけど
目線をロミちゃんに切り替えて

それを今後は必ず取り入れていこうと思います

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誤算からの猫のストレス…その2。工事の後」への2件のフィードバック

  1. 猫と一緒な人はよくわかる来客対応。読んでいて緊迫感ありました。そうとう大きな音だったんですね。ロミちゃんもロミパパさんも早く立ち直ってほしいです。
    私も胃が痛くなる感じよーくわかります。過去の反省から、何処にいるか確認する癖がついてしまっています。お客さんとにゃんこ両方に凄く気を使いますので、少しの不具合は我慢してしまうという残念な所があります(^_^;)

  2. かりんさん^^こんばんは
    今回は大失敗…ロミちゃんにツライ思いをさせてしまいまいた
    (´;ω;`)
    書いてる途中日をまたいだりしたので
    ちょっと気持ちが焦るのも文中に出てたみたいです

    何処にいるか確認…一緒ですね(^^;
    姿が見えないと安心できないです
    不具合は我慢!確かにそうなりますね
    すっごく気持ちわかります(^-^;

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