月別アーカイブ: 2015年12月

クーちゃんの事。亡くなった日

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うちにはロミちゃんという猫ちゃんがいます
先住にクーちゃんという猫がいます。いいえ、いました。

クーちゃんはロミちゃんがウチに来る1か月前
病院で亡くなりました…6歳でした

アメリカンショートヘア・シルバータビーの男の子
優しくて可愛くて去勢しなくてもスプレーもしない男の子
家族みんなの成長をいつも見守り、つらい時は必ず傍にいて

でも、抱っこは絶対ゆるさない気位の高い男の子

夫婦仲が壊れそうな時も、娘が受験で苦しんだ時も、ボクが肺炎で死にかけた時も
しっかり傍にいて励ましてくれたクーちゃん

2015年8月8日に虹の橋を渡りました。

その時のお話です

クーちゃんはボクら家族が賃貸のアパートから
今のマンションに引っ越した時、次女のたっての希望で飼う事にした子です
次女がおこずかいを貯めて自分のお金で買ってきました

初めて飼う猫ちゃん
分からないことだらけな中、毎日を家族として過ごしながら学び
遊び、笑い、時にはしかり

クーちゃんがいる生活は当たり前でした

ボクが食卓に着けば必ず好物の猫ちゃんのカツオ削りをおねだりし
顔を洗ってれば背中に飛び乗り
寝るときは必ず誰かの足もと

家に帰れば玄関までお迎えにきて
食事時はおやつを手であげて食べ
水は流れてる水道から飲む

クーちゃんがいるとみんなが笑顔になる
毎日それが当たり前でした

アゴが腫れている。。。

病魔は突然襲ってきました

最初に気付いたのは次女でした
確かに顎が急に腫れてます

とりあえずご飯も食べてたので1日様子を見てから病院に行くことにしました

クーちゃんは完全室内飼いでした
急に用意された移動用バック、とても嫌だったんでしょう
いつになく暴れました

今思えば、抱っこして行けば…と思います

その時は抱っこがイヤなクーちゃんが外で暴れて飛び出してしまったら…
それを危険と思ってました

ストレスに気付いてあげれてなかった
車で病院に着くころにはぐったりしていました

病院での診察は、ちょっと危ない状態と言われレントゲンを取って酸素カプセルに入る事になりました

レントゲンも暴れるからとの理由で一面しか撮れないといわれ
肺に水が溜まっている、血糖値も高い
水を抜いてインシュリンを打つと言われました

そしてアゴは何ともない。むしろ男の子らしい素敵なアゴですと言われました
急に腫れたといっても何ともないの一点張りでした

今思えば拙速な診察だったと思います
猫が暴れて興奮すれば血糖値が急に上がる事を知ったのはクーちゃんが亡くなった後でした

診療所はワンちゃんは見かけるけど猫ちゃんはほとんど見ない動物病院でした

その日の午後に手術をする、連れて帰っても衰弱して持たないと言われ
クーちゃんを預け、一度帰宅することになりました

夏なのに西日の記憶ばかりあります
テレビでは再放送で広島の話が流れていました

心ここにあらずで、映像を眺めながら
きっとクーちゃんは大丈夫!こういう時ウチはたいてい、よりお金のかかる方向に転ぶから

と妻に言いながら、自分に言い聞かせてました

お金が必要になる!
そう言って掛け持ちで深夜アルバイトをと思い
調べて電話し面接をお願いしました

テレビの再放送が終わるころ、ケータイに着信が来ました

麻酔をかけ5分ほどで息をしなくなったと…
蘇生の措置をしたが無理だったと…
なのでお迎えに来てくださいと…

その後は記憶は途切れ途切れです

会社に明日遅れる事を連絡したこと
泣きながら妻と長女と迎えに行った事
火葬場に明日連れていく連絡をした事
亡くなった子のお名前はと聞かれ、そこまで我慢していた涙があふれ…

嗚咽で何も答えられなかったこと

バイトで病院にこれなかった次女は
「いや、やばいと思ったから…」と一言だけ答え
もう動かないクーちゃんに静かに抱きつき、涙を見せず自室にいき

その後朝まで出てこなかった事

妻もクーちゃんの好きだったものをいっぱい並べて

何度も何度も泣きながら話しかけていた事

今断片を思い出しても涙がとまらない

ボクは…
クーちゃんの頭を撫でながらやっぱり何度も話しかけてました

「生まれ変わってウチに来てね…探しに行くから」
「絶対に見つけるから…」

たぶんそう思わいないと
そう言わないと

心が持たなかったんだと思います

だってクーちゃんを病院に預ける時
去り際に頭を撫でるボクの手を
ペロペロとクーちゃんが舐めたんだ

あの気位の高いクーちゃんが…

まるで、離れてほしくないように…

この日からリビングは
いつもクーちゃんがくつろいでたリビングは
しばらくの間、あまり家族が長居しない場所になりました

IMG_3520
↑↑元気だった時のクーちゃんです

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ビフォア・アフター

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うちにはロミちゃんという猫がいます
おそらく2015年6月生まれのキジ虎の女の子です

おそらくなのは元ノラ猫ちゃんで
会社の先輩の家にたどり着きご飯をもらうようになり
ウチに来るまでの期間お外で過ごしています

たぶん生後2か月頃からお外に独りぼっちだったんだと思います

最初にワクチンをしに連れて行った先輩が
先生に「おそらく飼い猫だったんでしょう」と言われたそうです
人慣れしてて、抱っこしても嫌がらないのと、ノラちゃんにしては足がキレイとの事が理由でした

ウチに来てから気付いたのですが
ふみふみをしない子です

猫のふみふみ行動は、親離れができてない子がやる事が多いと聞きます
だから、ご飯を普通に食べれるようになった時に…
外へ放ったのではないかと思います。誰かが自力で帰って来れない距離に…

生まれて2か月の小さな体で、まったく知らない場所…
親とも兄弟とも離れ、助けてくれる人もいなくて、食べるものもない…
どんなに心細くて、ひもじくて、怖かったでしょう

想像するだけで涙が止まらないです

きっといろんな物を警戒し、走る車におびえ、生きるために
必死でご飯を探したんだと思います
生きるために必死で

そのせいか、ウチに来てからもしばらくの間は
安全と思える場所に逃げ回ってました
自分の体だけが入れるスペースに

抱っこされれば嫌がりません、でも降ろせば走って逃げました

ご飯は来た当初すごい勢いで食べてました
おなか減ってるのもあるけど、他の誰かに取られないように
横取りをされる前に食べている

そんな風な鬼気迫る食べ方でした

とうぜん食べ終われば走って逃げます
自分の体だけが入れるスペースに

こういうロミちゃんの姿を見て思います

猫捨てないで!

それぞれ色々な事情はあるんだと思います
でも…

せめて里親を見つけたりはしてあげて欲しい
飼えないなら、次の居場所を
安全な居場所を用意してあげて欲しい

そう思います

 

ロミちゃん成長してます♪

家に来たとき警戒心丸出しで
顔もとがって、体も細くてちっこくて

IMG_0266
↑↑ウチに来て2〜3日のロミちゃん

逃げるからカメラに写すのも難しかったですが

今では…

IMG_3064
↑↑最近のロミちゃん、布団の上です

顔つきも柔らかくなって

IMG_0263
↑↑来た初日、ソファーの隙間に隠れてるロミちゃん

ガラス越しでないと顔も見れなかったのが

IMG_3327
↑↑最近のどアップ(#^^#)

安心して見せてくれるようになりました

体も大きくなって

IMG_0347
↑↑最上段乗るのに苦戦してる、うちに来てしばらくしたロミ

のぼれなかったキャットタワーの最上段も

IMG_3470
↑↑大きくなったのが分かる画像

もう楽々登れるようになり

IMG_3394
↑↑最近はキャットタワーが小さく感じるロミちゃん

今ではくつろぎの場所になりました^^

IMG_3463
↑↑ご飯中の最近のロミちゃん

ご飯の時も少しだけゆっくり食べてくれるようになりました

安心して過ごしてくれるようになったロミちゃん
猫って生後3か月から6か月の間にこんなに成長するんですね

今回はちょっとしたビフォア・アフターでした

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