お墓参り
もう2周忌。
去年は9日に行けたお墓参りも
今年は新しい仕事の都合などで
11日になりました
霧雨が少し体にかかる中
忘れられない光景の霊園に着きます
少し涼し気な気温の中
それでも思い出されるのは2年前の
セミの鳴き声とジリジリと身体を焼くような日差し
晴れ渡り心に焼き付くような青空
雨が降っていても
雲が空を暑く覆っていても
思い出してしまうのは…そんな光景です
その情景の中に
動かないクーちゃんがいます
もう2年が経ちました
同じ光景
同じ場所
違うのは…
雨が降ってる事と
動かないクーちゃんを抱えてない事
でも、その光景は
消える事なくまぶたをよぎります
辛くなるから来たくない場所
クーちゃんが寂しがらないよう来てあげたい場所
人の悲しみがつまった場所
人の愛情がつまった場所
悲しくて優しくて…想いのいっぱい詰まった場所
そんな場所の入口をくぐります
ボクは、夏がキライです。
照りつける太陽がキライです。
情景を思い出させるセミの鳴き声が、キライです。
見晴らしのいい
ペットのお墓へ上る階段の前に
天国への手紙のポストがあります
預かった手紙はお焚き上げして
天国に届けてくれるそうです
人の心を分かってくれる
そんな心あるこの場所が好きです
そんな想いのある取り組みが好きです
大嫌いで大好きなこの場所
↑↑ ペットのお墓がある高台に続く登り路
途中、何人かの方とすれ違いました
道は狭いので空いているスペースで
道を譲り合います
晴れやかな顔をしたご家族
悲壮な表情をした方
想いはさまざま
きっとその方達それぞれの
愛する子達との想いが、その数だけあるんだと感じます
高台に着くと
前と変わらない見晴らし
少しだけ増えたお墓の数
今年は
お墓での写真はとりませんでした
手を合わせ
線香をあげ
1年間の報告をします
クーちゃんが大好きだった次女の事
毎日おやつを一緒に食べた妻の事
おっとりな性格で安心して寄りかかってた長女の事
無関心なそぶりをしながらけっこう可愛がってた長男の事
そしてボク自身の事
お祈りを済まし
隣を見ると妻はやっぱり泣いてました
ボクも人の事は言えず
二人で涙を流しながら
来た道を下りていきました
2年経ちました
それでもやっぱり涙がでます
去年書いた通り
来年も、5年先も、10年経っても
やっぱり泣いてしまうんだと思います
そして泣きながらも
クーちゃんがその人生を通して教えてくれた事
それを大事に、前を向いて進んでいこうと
そんな事を考えさせてくれる
大切な場所に会いに行った日でした
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