ペットロス症候群。その後
ペットロス症候群になって、その後どうなるのか?
どう克服するのか?どう立ち直るのか?
ボク自身が先代の猫クーちゃんが亡くなった後、よくネットで検索していた言葉です
何かしら自分にとっての手がかりや答えを見つけたかったんだと思います
クーちゃんが亡くなった当初
ウチの家族は…
精神的にダメージを負い暗くなり感情の起伏がなくなり
ボク自身も、いつも居てくれた先代猫クーちゃんの存在が消えてしまった事
そしてその小さな命
その小さくて大きな存在の家族を守れなかった事
悲しくて、悔しくて、心が壊れそうで…
ほかに頼れるものもなく、毎日検索し
そして多くの猫に関する記事を読みました
当時、そのたどり着いた記事を読むことで
とても救われていたのを覚えています
その中で、自分の求める答えがなかなか見つからなくて
何度も何度も調べたのが
ペットロス症候群になった人のその後
今考えれば、人それぞれ環境も状況も事情も違う訳で、ピタリとあった答えが見つからないのも頷けるのですが
今はこうなれたよ
という未来図が見たくて調べる日々でした
かつてのボクが、実際苦しまれた方たちの
たくさんの悲しみや想いが込められた記事にブログに助けられたように
今現在苦しまれている方の
何かしらの助けやヒント、きっかけになればと思い記事にして残したいと思います
突然すぎる愛猫の死
それはある日突然でした
「アゴが腫れている」
次女様がクーちゃんを見てそう言ってきて次の日病院に行き
たったの5時間でその小さな命は失われてしまいました
次女様たっての希望で
お小遣いを貯めてウチに連れてきたクーちゃん
ウチに来てからの6年間
家族の一員となってくれたクーちゃん
次女様が受験で苦しんだ時も、家族がバラバラになりそうな時も、ボクが肺炎で苦しんだ時も…必ずそばに、苦しんでる家族のそばに居てくれたクーちゃん
想像もしない6歳という年齢で
虹の橋に旅立って行ってしまいました
当時の事は過去記事で振り返ってます
⇒ クーちゃんの事。亡くなった日
(↑↑ 青い文字クリックで過去記事に行きます)
自分を責めました
病院に、獣医さんに憤りを覚えました
家族もみんな暗くなりました
クーちゃんが一番くつろいでたリビングには
誰も長い時間を過ごそうとしなくなりました
ムードメーカーだった次女様はしゃべらなくなり
息子のように可愛がってたママ殿は泣いてばかりになり
瞬間的に思い出し泣き出してしまうようになったボクは、この時はじめて
ペットロス症候群という言葉を知りました
当時の心境・精神状態
ダメージは次女様・ママ殿・ボクの順番で大きかったのですが
次女様とママ殿の精神状態まではくわしく表記出来ないので
(本人しかわからないので)
ボク自身の事で書いていきます
失うかもしれないという状態をすっ飛ばしての突然の死…
受け入れられないという時間も現実的に無く
すぐに動かなくなったクーちゃんと対面することになって
何とか表面上、保てたのは
病院に動かなくなったクーちゃんを迎えに行った時とその帰りまででした
その後は
正直何をしていても涙が止まらない状態でした
静かに泣けるならまだしも
嗚咽となってしまい止める事が出来ない
目に映る全てのものが
クーちゃんとの思い出と死につながるか
次女様とママ殿の泣き顔
クーちゃんという家族を守れなかった事
その結果ママ殿と次女様を辛い目に合わせてしまった事
両方が合わさって自分自身を責め
病院を恨みました
責めてもしょうがない
恨んでもクーちゃんは帰ってこない
そう思っても考えても、また同じことを考える
そんな繰り返しでした
状態の具体的なところでは
過去記事で触れてます
⇒ ペットロス症候群の症状や克服について
(↑↑ 青い文字クリックで過去記事に行きます)
家の中でも外でも
嗚咽が止まらない…
本当に苦しい日々でした
自分にとっての救い
- 当時読んでいた多くのペットロスを体験された方の経験談本当に救われました
その情報があってある程度自分自身を冷静に見る事が出来るようになってました - 生まれ変わりを探すという希望クーちゃんを見送る時とっさに叫んだ
「また生まれ変わってウチに来てね!」
「絶対探すから!クーちゃん探しに行くから!」
たぶんこう言わないと心がもたなかったんだと思います
でも、言った事で生きる目標になったのだと思います常識的に考えてかなりオカシイ事を言ってるのは承知の上で
ボクは今でもクーちゃんの生まれ変わりを探しています - ロミちゃんとの出会い上の方にあった過去記事「クーちゃんの事。亡くなった日」のその2でも触れていますが、結果的に奇跡のような出会い方をしたロミちゃん
ボクはこの出会いはクーちゃんの差し金だとずっと思っていますそしてこのロミちゃんが
ウチの家族を…暗く落ち込み泣いてばかりだった家族を
笑顔にさせてくれましたそれがこのブログを始めるきっかけにもなりました
- ブログで出せるようになった少しずつ少しずつ
自分の感情も書くことで
多くの方に応援してもらえたり
「きっかけになった」「はげみになった」
と、言ってもらえるたびに少しでも、ほんの少しでも役に立ててる事を嬉しく思い
ボクがクーちゃんが虹の橋を渡った時の読んだ多くの方の体験談のように
何かのきっかけになれるなら悲しい思い出も、辛いことも
思い出して何度でも思い出して書いていこう
そう思えるようになりました
1周忌
ママ殿と2人でお墓参りにいきました
これも過去記事ですが…
⇒ クーちゃんの一周忌。お墓参り
(↑↑ 青い文字クリックで過去記事に行きます)
1年経っても、お墓の前では涙がでます
1年5ヶ月経って…
今、1年5ヶ月経ちました
悲しい気持ちは変わらず
ただ、嗚咽がたまらない程ではなくなりました
状態としては…
- ときおり最後に見たクーちゃんの姿を思い出し涙が溢れる
- 無気力ではなくなった
- 笑えるし頑張ろうという気持ちも持てる
- 同じ想いで苦しんでる方の何かの力になりたい
- 毎日は当たり前じゃないと思うようになった
クーちゃんが泣いて苦しんでる僕たちにきっかけをくれウチに来たロミちゃん
そしてそのロミちゃんが笑顔にしてくれた家族
その家族をみて笑顔になれるボク
だからそのクーちゃんとロミちゃんから教わったものを大切にしようと
生きています
そしてその教わった大切な事が活かせるように
そして少しでも伝えられればと思うんです
自分の場合
ペットロスのままでいいや!と
そう思えたのも最終的に良かったのかもしれません
悲しい時、泣いて泣いて…また泣いて
苦しくて辛くて、でもそのままでいいや!と思えた事が
だから克服しきれたか?と言えば
出来たとは言い切れない
いまだに知り合いや、Twitterの猫仲間さん達に
不幸が訪れると瞬時に頭に浮かぶのは
8月8日のあの日
ボクの手を舐める
最後のクーちゃんの姿…
動機は早くなり涙が溢れそうになる
でも、だからこそ
分かってあげられる気持ちもある
今ではそう思えるようになっています
日常はロミちゃんのいる日常に変わりました
毎日はしゃぎ遊びいっしょに楽しんで
限りなくクーちゃんが虹の橋を渡る前に近いです
でも、ふと一人になった時
クーちゃんの面影をみて、写真を見て
涙が溢れてしまうのは、これからも続くと思います
でも、それだけじゃなくて…
クーちゃんにしてあげられなかった事
気付いてあげれなかった事
守ってあげれなかった事は
今大切なロミちゃんを含めた家族に
これから出会う多くの人たちや猫たちに
悲しい結末を回避できるように
気付けるように、守れるように
そういう想いに変わりつつあります
これが1年5ヶ月経ったボクの状況です
そして普段書いてるロミちゃんとの日常が
今のボクそのものです
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